2016年11月21日

松下幸之助の日本的経営

グローバル化が終われば単にローカル化、国家主義化に変る。
などとトチ狂った言い方をする人がいるが、
そんな時代に逆行する事はないだろう。
そうだったら、毎年の様に戦争を続けねばならない。
そこまで人類はおかしくないと信じたい。
ただ企業ごとの競争の激しさは変らないはずだ。
その中で資本力で他を圧倒する企業が出てきても、
それでもトップで君臨するのは長くなく終焉するだろう。
グローバル化に対応した企業は短距離走者の様だ、
瞬発力はあるが持続しない。サムスンを見れば解り易い。
その中で生き抜くヒントは、日本型経営だ。
日本型経営は、長距離ランナーなのだ。
船場では2代3代4代と代を重ね、継続することが経営だった。
松下幸之助はこの末代まで続く経営を志向した。
それは、3つの基本。
1、衆知を集める。2、主座に立つ。3、和を貴(たっと)ぶ。
これらは、個としての強さを強調する海外企業と趣きが違う。
一言でいうなら、一人は全員の為に、全員は一人の為に。
という事であろうか。
その法則を数十万人規模の企業でも行おうとしたのが、
松下幸之助だ。
皆で考え、皆が納得する経営、彼は終生それを実行しようとした。
結果、多くの書物を世に出したのだ。
彼の考えを時代に合わせて展開する事こそ、生き残りのヒントだと信じる。
  


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2016年11月21日

グローバル経済の終焉

アメリカ大統領選の後の馬鹿騒ぎや、
南朝鮮の社会崩壊の騒ぎを見るにつれ、
グローバル経済の終焉を感じる。
グローバル経済の元々の火元は、イギリス。
大航海時代から海外に植民地を作り、
その植民地が独立するや経済植民地として、
人や資産の無国境化を提唱した。
しかし、自分に不利な状況が拡大したらEU離脱という様に、一抜けた。
アメリカは、グローバル化の尖兵のクリキントン夫婦が、
国民からNOを出された。
グローバル化の中で美味い汁を吸ってきた、
南朝鮮と支那は梯子をはずされた。
南朝鮮などは国の方向すら定まらない。
所詮、グローバル化は、壮大な実験なのだ。
国家毎の社会の行き詰まりから、国際社会へと、
国際社会は、それで高い水準の生活が出来ていた
先進国の中産階級以下を、もっと低い位置におとしめたのだ。
どう誤魔化しても、民主主義では一人は1票。
革命やデモがあるのは当然だ。(選挙は穏やかな革命)
皆良い生活をしたいのだ。
翻って日本だが、電通の過労死の問題は、
長時間労働の問題ではない。
企業体質を問われている。
どんなに忙しくとも、目的や理念がしっかりしていれば、
人は自死などはしない。
人を道具としてしか見ない、
そんなグローバル化した企業体質が問われているのだ。
これらを予見して松下幸之助が、日本的経営を説いている。
それこそ一番新しいのが幸之助の経営論ではないだろうか。
幸之助は日本的経営の美しさを説いている。
その中のは、和を貴ぶ精神が大事としている。
労使交渉も納得するまで自身で話し合った。
大松下電器になっても、その態度は変らなかった。
平社員が社長と一度も会話した事が無い、
そんな会社は間違いなく、社員によって無くなっていく。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:45Comments(0)日記