2010年03月06日

世間は正しい?

「世間は正しい」と言ったのは、松下幸之助。
一見理不尽にみえる事でも、冷静に時間をかけ俯瞰して見ると、
世の中の動きは理にかなっている。
なので、それに無理に逆らったりする考えを起こすより、基本となった世間は正しいのだ、
自分に入る情報が間違っている可能性を見出したほうが、真実に近づける。
という様な事だと思う。
この国の政治を見た時、選挙結果などには、特にそう感じる。
しかし、世間が認めたのは、現政権の正しさではなく、
前政権の駄目さに腹をたてたのだと思う。
現政権には頑張って欲しいものである。
報道機関も最近は横着を決めている気がする。
テレビ、ラジオよりネットで検索していないと、本当の状況はわからない。
確かに、与えられる情報より、取りに行く情報のほうが正しい。
というのが、私の持論だけど。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:47Comments(0)日記

2010年03月04日

傘考

私は良く傘を忘れる。今まだの人生で何本の傘を忘れたのだろう。
出掛けは雨が降っていても、帰りが止んでいると大概忘れる。
しかし、多くの場合、気づいて店に取りにいくと店の人は置いておいてくれる。
次の雨の日まで気づかなかったり、旅行先などの場合は、諦めたけれど、
そうでない場合に傘は、帰って来る事が多かった。
なので、傘を失くすのは自分の責任以外に間違いない。
ところが、ここ1~2年は少し様子が違う気がする。
1回目は、仕事で横浜に行った時、中華レストランに入る時、雨だったので傘をさしていた。
当然入り口には傘立てがあった、しかし、一本のかさも入れてない。
客が少ないだろうと思い、傘を立てて中に入ると、結構客がいて、皆座席の横に
自分の傘を持っている。随分用心深い人達だと思って食事を済ませ、
傘立てをみたら一本も無い。「やられた、これか!」と思ったが後の祭り。
濡れて帰って来た。その時、都会は人心が荒んでいるんだなぁと思っていた。
静岡では、そんな事は無いのにと・・・
しかし、先日銀行に行った。雨の日だった。
都銀のATMに2~3人並んでいて、傘立てに傘が一本立っていて、自分の傘を入れた。
1分程度で用が済み、傘立てを見たら、一本も無い。
私が最後なので、そこに居た2~3人の誰かが、1mと離れたいない傘立てから、
傘をもって出たらしい。しかし驚いた、あっという間・・・
銀行員に話して傘を借りたが、何か暗然とした気分になった。
静岡人までそんな人心になったのか、それとも、ほんとにうっかりしてたのか、
傘一本に防犯意識が必要になる世の中はいやだなぁ
都会に住んでいる訳じゃないから、もっとノー天気にのほほんと、生きてもいい気がしますが、
皆様はどう思います?・・・  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:26Comments(2)日記

2010年03月03日

桃の節句

今日は3月3日桃の節句。
昔はひな祭りなどは、大事なお祭りとして、子供達は首をながくして待ったものだけど、
最近はあまり聞かない。
昔より多くの行事があったり、オリンピックがあったせいなのか、静かなものだ。
昔に言い伝えを思い出すと、
1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日・・・などの、奇数月の月日の同じ日は、
悪い事が起きるので、その日を祭日にして悪い事が起きない様に祈ったと聞いた事がある。
正確には、昔の暦と今の暦とは違うので、風習なのだけれど、
まあ今日一日無事であったら感謝する日なんだろうと思う。
人間は生きていると、思い上がって無事である事の感謝を忘れるてしまう。
だから節句があるのだろう。
無事な一日、当たり前の一日に感謝。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 18:26Comments(0)日記

2010年03月02日

女性経営者

経営の女性の力の話をしたが、先日あった女性の経営者も見事な人だった。
中学を出てから65年、最初4坪のお菓子屋から初めて、21店舗のマーケットの
創始者へと、80歳の現在も声も大きいし、2時間の話も、オモシロおかしく体験を
話してくれた。
私が驚いたのは、数字に強い事だ、一つの店舗を開くのに掛かる費用と採算ポイント
マーケットの捉え方、いずれも明確な数字で表している。
たぶん大学院の授業での研究発表でも十分耐えられるだろう。
偶然で大きくなった会社ではない事は、明らかだ。
この人の凄さはもう一つ、30歳の時、子供を亡くした。
その時から、従業員すべてを自分の子供と思う事に決めたそうだ、
たぶん、本当だろう。だから従業員が離れない。
弟達と一緒に始めた会社だが、次期社長に他人を指名したそうなのだ。
弟達も納得した、社長は器だと。
う-ん見事。 ふと ヤオハンをつくった和田カツさんをうかべて、
思った。女性の経営者も器だと。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 14:20Comments(0)中小企業

2010年03月01日

女性の力

経営の勉強会で取り上げた企業は、神奈川のホンダの代理店。
その企業は顧客満足度日本一と言われ、日産のカルロスゴーンさんが、
日本に来て、一番最初の視察したという店の話。(日産の店でなく)
社長は、営業の実力者で、たくさん車が売れるので、気分を良くして、
夜の巷を遊び歩いた。そのころ経理も煩雑になったので、パートの女性にみてもらった。
急激に伸びた会社でしかも、社長に金銭感覚が無い事もあり、
何度か危ない時があり、しかし、なんとか切り抜けた。
10年後、その社長が良く切り抜けたもんだと、言ったら、実は、その女性が
給料の支払いの時など、金が足りないので、実家に借金して資金繰りをしていた事がわかった。
そして、その女性はパートにも関わらず、出入りの業者さんから「専務」と呼ばれ、
どう考えて、専務の仕事をしてくれているので、専務になってもらった。
不幸な事に、白血病で亡くなってしまったが、その社長に一番厳しく教えてくれたのも、
その専務だったそうだ、部下も皆したっていた。
その会社は、その一人の女性で成り立って来た事で間違い無いという。
そんな話だった。
確かに中小企業は女性の力を生かさないと成立しない。
コンサルで行く多くの中小企業で、会社の状況がいい会社は、社長は勿論だけど、
必ず有能な女性がいる。
やはり日の本の国は、女性が元気で成り立つのだろう。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:35Comments(0)中小企業