2011年09月07日

熊野神社

今回の台風で、世界遺産になっている熊野が大変な事になっているらしい。
テレビで普段はカメラが入らない奥の院に山からの土砂が入り込み
それらを取り除く事に大わらわだった。
熊野は神聖な地だと聞く。機会があれば訪れたい場所の一つだが、
震災の津波の様な災害が熊野がある紀伊半島や奈良など関西の山地を
総なめにしていった。
古くからの神社・仏閣があり、この国の安寧を祈った場所がである。
何か震災の事を忘れるでないと、訴えかけている様な気もする。
歴代天皇も伊勢神宮にお参りする回数より、熊野神社のお参りする回数が
多いと聞く。
やはり今は国難のときなのかと、ふと思った。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:59Comments(0)日記

2011年09月06日

失業率を下げる事は出来るのか

就職氷河期と言われているが、今年以降も続きそうだ。
震災のインパクトもあるが、ここ2年政府には全く経済政策がない。
しかも、アメリカ、ヨーロッパも不況だ。これらから考えても厳しい。
中小企業はほんの一部を除いては、不況に喘いでいる。
住宅などは、支払い猶予のモラトリアムを受けている人が多いと聞く。
不況で企業が消えていくのは、ある程度仕方がないが、新しい企業が出来ない。
ここ20年は、新しく出来る企業は、なくなる企業をはるかに下回っている。
若者が起業を目指さない限り、失業率が下がらない。
大企業のサラリーマンを志向したとしても同じで、大企業が求めている人材は、
一生腰を下ろしている人材ではなく、新たな事業を創造する人材だ。
草食系とか言いながら草を食っている時ではないだろう。
いっそ肉食系女子を集めて創業者育成のための学校を作ったらいいのかも知れない。
中小企業で本当に戦力になるには、女性の確率はたかい。
そのパワーを捨てて置くのは惜しいと思うが、しかし、そういう女性には
次の世代を産んでももらいたいし、若者に起業家を増やす事は緊急課題だ。
ただし、日本で起業して貰いたいものだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:47Comments(0)中小企業

2011年09月05日

奥州藤原家

世界遺産になった奥州藤原家関係の寺や伽藍に、どんな意味があったのか
本によると。奥州藤原家は、土地の権力者清原家から、棚からボタモチ的に
権力を握ってしまった。
そして戦いに明け暮れた生活に嫌気がさし、当時京都を中心に流行していた法華経思想を
参考に王道楽土を奥州の地に作ろうとした。
しかし、そこに源頼朝が侍の国を作るのに邪魔なので、多くの言いがかりをつけて
藤原家を滅ぼしてしまった。
今から900年位前だろうか・・・それから、徳川氏が天下を取るまで400年近い時間がかかっている。
そんな平和主義の理想主義が、900年前に実現しようとしたのも不思議だが、
100年も続かず、滅ぼされた事も悲しい話だ。
ただ、そのような理想を持ち、平和な理想国家を作ろうとした人達が日本の地に居て
その思想を現代までつなげていたとするなら、確かに世界遺産に相応しいものだ。
今度東北に行く機会があったら、藤原家の気分でそれら伽藍を見て歩いたら、
また違う感慨もあるだろうと思う。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:45Comments(0)日記

2011年09月04日

情けない

最近、田中角栄だったらこんな時どうしただろうかと言う文があった。
その本では、多少泥臭くとも、金をばら撒いて、復興をしただろうという。
角栄は、子供時代飯も食べられない貧乏をした。
だから金で苦しんでる人間をみると、すぐ状況を理解し、助けの手を差し伸べる。
そんな角栄の多くの人は恩を感じ、支持者が増えた。
金権政治を作ったのは角栄だが、それを自分の為でなく、金で苦しんでいる人にバラまいたのも
角栄だ。
角栄の後継者の決定的に駄目なのは、この情お察知したり、助けたりという器量がない。
だから彼らは、頑張っても最後のリーダー、つまり首相にはならない気がする。
小沢一郎は賢い男だが、沖縄の基地の近くの土地を買って金を稼ぐとは、
いかにもセコイ。そして自分以外に使った事は、聞いた事はない。
情けが無い事が、情けない。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 22:24Comments(0)日記

2011年09月02日

どじょうフィーバー

新首相がどじょうをたとえに出してから、どじょうがウケているようだ。
多分にマスコミが煽っている感もあるが、しかし、沈滞した気分の中では
話題は多いほど良い。
どんな場合でも、人間の気分が盛り上がらねば、何もできない。
すごい理論を並べても、人がその気にならなければ、だめだ。
無理難題の時でも「勢い」で行ってしまう時もある。
どじょう首相のどじょうが受けるのも、愛嬌があるからだろう。
ものすごい頭がきれるという印象もなく、人を圧倒する圧力も無い。
しかし、どこか憎めない。これは凄い力だ。
人の協力を受けやすい。良く言ったものだ「IQより愛嬌」。
学生時代の大秀才が、社会に出てあまりパッとしないのもこういう事だろう。
人の10倍仕事が出来ても、20人の人を気持ちよく働かせる人が有利な訳だ。
ただ、働いてくれればの話だが、  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 09:09Comments(0)日記

2011年09月01日

心が亡くなる

忙しいは、字を分解すると、心という字と亡くすという字の合体だという。
今日はブログ更新をしっかり忘れて←(これも心という字と亡くすという字の合体。)
今気がついた。
こんな事やりながら年を重ねてゆくのだろう。
自分の時間、自分を見つめる時間が必要なのだ。
理屈は解って居ても、回りの雰囲気に流される。
ただ、仕事が忙しいのは、有難い事だ。やはり悲しい事は、誰にもあてにされない事、
誰にも頼りにされない事。
それは寂しい。心が亡くならない程度に忙しいのが丁度いいのだが、
どうも、どっちかに偏るようだ。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 17:24Comments(0)日記