2011年11月09日

電化製品、日韓戦

日本製の電化製品が世界のブランドとして通用していると思っている人がいたら、
その人は完全に時代の乗り遅れているひとである。
世界では、1にサムスン2にLGかなり引き離されて、ソニー、パナソニックである。
ソニー、パナソニックが世界ブランドだと思っているのは、日本国内の日本人だけで、
サムスンに至っては、「絶対王者」と言われている。
彼らの戦略は、日本人の技術者を金で引き抜き、リストラされた日本人技術者や定年退職した
日本技術者から技術を吸収し、国ぐるみで海外で大量に安売りをしている。
その安売りは、尋常なものでなく、現在でも最新鋭の3Dの薄型テレビを相場の半額の5万円で売り、
しかも、おまけに32インチの普通の薄型テレビを付けて売っている。
ヨーロッパ、アメリカは勿論、アジアでも日本企業は太刀打ち出来ない。
しかも宣伝も派手で、一等地という一等地は看板や広告灯で抑えられている。
現地スタッフは優秀な人は、日本の会社から10倍の給与の提示で引き抜かれて行く。
つまりはチキンレースをしているという事である。
日本企業の工場の門で網を張って、納入業者をつけて、自分の傘下に収めようなどというのも、
日常茶飯事で、キレイ・キタナイの問題では無く、勝ち抜くための戦いをしているのだ。
日本企業は、韓国の様に政府の援助も無く、倍以上の税金を払い、日本人従業員の
雇用を確保しながら、このチキンレースを戦っているのだ。
TPPで農業が・・などと寝ぼけて事を言っていられる状況では無いとおもうのだが。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 12:04Comments(0)中小企業