2011年11月08日

インドの時代

パナソニックの戦略の本を読んでいたら、これからの主戦場はインドだと言う事だ。
今まで中国が大市場という事で、色々なメーカーが、
その市場を目指して入って行ったが、販売の為には中国国内で製造を義務づけられ、
中国人が技術を覚えると、日本企業は追い立てられ、国営企業が入れ替わり、
日本企業にとって殆んど旨みが無い。むしろマイナスになる企業が多いので、
主戦場になならない事を日本企業は理解した。
それに比べてインドは、その様な事が無く、どの国にも市場を開放している、
しかも20〜30年で中国とインドは人口が逆転するという。
今まで日本製品は韓国製品と比べ品質は良いが、高いという事でインドで敬遠されてきた。
しかし、今年に入ってパナソニックは、サムスン製の半額のエアコン「CUBE」を投入。
日本円で2万円台だ。それが飛ぶように売れているという。
まだまだ金額レベルでは、市場優先度では、大した事はないのだが、
インドという将来の大マーケットで勝ち抜こうとしているらしい。
インドでは、電化製品と言えば、韓国製だという今、パナソニックは、日本企業の復権が出来るのか、
楽しみな話だ。
  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 10:13Comments(0)中小企業