2011年11月11日

殿ご乱心

今日の株式市場では、大王製紙とオリンパスが上場廃止の可能性があるという。
確かに経営陣は問題が多いし、投資している株主からすれば、とんでもない奴だ。
しかし、これが上場企業では無くて個人の企業であるのなら、法律を破ったり、脱税をしない限りには、
単なる「殿ご乱心」だ。
すると従業員が、「やっぱり内のオヤジは馬鹿だなぁ」と言って笑うか辞めるか、なのだ。
いい技術を持った中小企業として、やっていれば良かった企業が生半可に大企業ぶったのが、
間違いの元、真面目にモノづくりを行なっていれば、良かったのにと思う。
両企業とも技術は申し分ないのだ。
こういう大企業は、まだまだ日本には多いのではないだろうか、モノづくり企業が金融で儲けようと
思う事が無意味では無いだろうか、まだバブルに懲りてないのか。
あのアメリカですら、今年に入って中国から撤退している。
中国の人件費の高騰だとか、自国で生産する事のほうがメリットがあるというのだ。
日本企業はどうも世界から一週遅れのメンタリティの様な気がするが。  


Posted by 昔のシステムエンジニア at 11:37Comments(0)日記