2012年05月31日

エネルギーが変わる

日本は石油や天然ガスを中東に依存しているので、中東の一時有事には影響が出る。
これは今始まった事ではなくて、第2次大戦もこの資源を周りの国に絞られて
戦争に追い込まれた苦い経験を持つ。
もしかしたらこの中東中心の地図が変わる様だ。それはアメリカで出てきたシェールガスだ。
今まで存在は解っていたが何十年も取り出す方法が解らなかった様だ。
それが成功し、価格もかなり安く出来るところまで来たようだ。
しかもこれが膨大な量埋蔵しているという事らしい。
経済学者は10年後にはエネルギーの中心はアメリカになると言っている。
その頃には、日本近海のメタンハイドレードも実用化の目処も見えてくるのでは、
そういう事態になれば、自ずと原発はいらなくなり、減っていくだろう。
早急な発言で、原発反対・賛成を言っている間には、
そんな新しいエネルギーの時代に変わっていくだろう。
その中でCO2も減らしていけばいいし、原発再稼働反対と大騒ぎしている暇があるなら、
震災の復興に直接助力に行ったほうがいい。
原発は、30年40年というスパンでは確実に失くなっていく。
ほって置いても多くの優秀な技術者が開発しているのだから・・・  


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2012年05月30日

現場がすべて

昨日は、モノづくりについて書いたのだが、これは日本型経営の原点だ。
日本には1400年続く会社がある。勿論世界一古い会社だ。
それは中国から来た帰化人の集団で、そのまま現在に至るまで神社・仏閣を手がけている。
日本には元々職人を大事にする習慣があり、その現場力が世界を席巻するモノづくりの原点なのだ。
それこそ現場ですべてが起こっていて、設計士が品質を担保している訳ではないのだ。
コンサルタントをやって来た経験からすると、エアコンの効いた部屋でパソコンで設計した図面が
現場では多くの手直しを起こし、その現場からの声に耳を傾けない設計士のいる会社ほど左前に
なっているもんだ。
いい設計士ほど現場とのコミニケーションが上手くいっている。
そしてその現場には、職人とお客様の声があるのだ。
例えば建築などは解りやすい。現場を建築士がよく見て、お客様とよく話し、
いい職人を気持ちよく動かせたら、評判が良いはずだ。
評判が悪い会社は、いい職人がいない、こんな会社は値段や見た目で一時的に利益を
あげるかも知れないが、長い目で見れば化けの皮が剥がれる。
今東北でそれが証明されている。大手の住宅会社も有り余り仕事がこなせないでいる。
本当の職人が居ないからである。どんなにマニュアル化しても本当の職人が居なければ、
完成度が天と地なのである。 軸になる本物を育てられない企業に明日などない。  


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2012年05月29日

ものづくりの危機

三菱重工がジェット旅客機を製造しているが、納期に間に合わなくてブラジルなどに
差を付けられているという。
日本の念願だった国産ジェット機を作る段の問題で、なんとか頑張って欲しいものである。
しかし、この問題は今日本が抱えてる問題を浮き彫りにしている気がする。
円高で日本国内で製造すると高くつくという事で、海外生産をする会社は、良く言うのは、
モノづくり日本の火を消さないために研究・開発は日本に残し、製造部門のみ海外にして利益を日本に
持ってくるのだと言う。
ところがこれには大きな落とし穴がある。日本のモノづくりの強さは、研究・開発だけでなく、
製造技術が絶え間なく進化する事なのだ。
その製造技術を海外へ持ち出したから、このジェット機の問題の様に、性能の良いジェット機が製造
出来ても、製造技術を持っている技術者が居ないので、納期を1年以上伸ばすという醜態をさらす。
真のモンづくりの強さは、良いものを早く正確にできて発揮出来る。
その事から考えても、簡単にリストラや希望退職を募る今の大企業の経営者は、
モノづくりの本当の現場を知らないのでは無かろうか。
金計算とリストラだけが得意な経営者に任せたらモノづくり日本は危ない。
あのソニーですら現在は・・・・  


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2012年05月28日

生活保護

テレビで芸人の母親が生活保護を貰っている事で、問題になり、芸人が謝罪会見を行なっていた。
なんでも年収が100万円にも満たないとき、母親が病気になり、生活保護を貰う様になった。
それが、売れて高給取りになっても続いているというのだ。
問題になって慌てて返した様だが、回りがそれを非難している。芸人が非難されるのは当然として、
それでも生活保護を貰い続けていた母親の心境を思うと、少し切なかった。
きっと売れない芸人の息子が、少し売れても有頂天でいると、また元の黙阿弥になる。
その時の為に、少しでも貯蓄を残して、息子への支援をしようとしたのだろう。
勿論、国民の税金を貯蓄に回してはいけないので、それはまずいのだが、
子を思う母ごころとしてせつない。
今は、安定してサラリーマンといえど、いつリストラになるか解らない。
50才を過ぎてリストラされた人が再就職をするのは難しい時代である。
明日は我が身。私の母は年金を貰って生活して居るから、生活保護を貰う事はないだろうが、
多分、同じ立場になったら同じ事をしただろう。
そう思いながらみていると、非難ばかりも出来ないきがした。  


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2012年05月25日

リストラから生まれるもの

日本電気が先日一万人をリストラしたという情報があったが、
あのパナソニックが数千人の従業員をリストラするという。それも50才以上の人間を・・
果たしてリストラをする事によって会社を良くする事は、どれほど可能なのだろうか。
確かに日本は、労働基準法がへたな社会主義国より厳しいので、かなり質が悪い社内失業者も
クビに出来ない。それを切れれば効率は上がる。
ただ、一律にリストラした場合、切りたい人間ほど居座り、残って欲しい人材ほど辞めていくものだ。
切りたい人材は自分が外で通用しない事がわかっているし、残って欲しい人材は、
自分が他社でも求められている事が解っている。
それを丸ごと切る訳だ。50才以上と言えば、企業に入って30年のベテラン。
1年2年では真似できない技術をもっている。しかも、まだ子育てでお金がかかるとき、
技術を評価されれば、中国・韓国企業で働かざるを得ないだろう。
なぜ、この30年磨いた技術を日本の若者に継承して、それを基盤に新しいものを製造する
風土を残すべきだろう。
モノづくりを忘れた国は、惨めなものだ。サービス業だけで産業が成り立つとでも思っているの
だろうか。
ギリシャやエジプトは観光のみだが、経済は言わずもがらなのだ。
モノづくりの無い国は、資源を輸出して生きている。資源が枯渇すれば終わりとなる。
日本は資源が無い国だ。
どれだけサービス業が栄えても輸出出来るモノが無ければ貧乏国になる。
そう考えれば、30年積み上げた技術を生かし、新しい技術を磨こうと思うほうが
正解だと思うのだが、日本電気もパナソニックも、縮小均衡していくつもりなのだろうか。
日立の様に。  


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2012年05月23日

格付け会社って何

アメリカの格付け会社が日本の国債の格付けを下げて、中国や韓国の国債より下だという。
ふざけた冗談としか思ない。中国の国債が日本以上に信用出来るという事もお笑いだが、
韓国は昨年3度目のIMF管理になる危険が出て日本の信用枠で何とか現状を維持している。
そもそもリーマンショックを起こした元凶が、このアメリカの格付け会社が煽った事で、
その結果、格付けがデタラメだった事が白日のさらされた。
彼らは、ヘッジファンドとグルで、投資家を振り回し金を稼ぐ連中と言われている。
その為に一国を財政破綻させようと狙っている。
その格付け会社が日本の国債の格付けを下げたということは、
消費税増税が上手くいきそうにないからだという。
それは、消費税増税しなければもっと下げるという脅しだ。
だとすれば、消費税増税は彼らの思うツボという訳だ。
だったら絶対消費税は増税しないほうが良いという事になるのだなぁ。  


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2012年05月22日

まだ中流??

今日、同級生の友人と話した。それは今の若者の金銭感覚なのだが、
30才前後の人が、平気で頭金ナシで5,000万円位の住宅ローンで家を建てる。
年収も500万円に満たないにも関わらず。
我々の年代でも、自分の年収で支払い限度を見て、そして実働き年数を予想して考えた。
今30才台で500万円の年収に届かない人が、将来1,000万円の年収にいくとは、到底考えられない。
今は右肩上がりではないから、多分借入れ上限でも2,000万円台ではないかと思うのだけれど、
そういう考えでは無いそうだ。何故かと聞いてみたら、一億皆中流の気分が残っているらしい。
我々から見れば十分に貧乏なのだけれど、そうは思って居ないという。
まぁ確かに暗い顔をしているより良いが、現実住宅ローンが払えず破産状態の人達も多いという。
銀行のモラトリアムも来年まで伸びたが、そろそろ限界らしい。
増税できなければ、銀行も我慢せず取立て始める様だ。
蟻さんの意見を信じるか、キリギリスとして生きるか。悲しいかな私は蟻・・・
  


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2012年05月21日

時代と教育

教育の勉強会で今言われている事がある。
それは、ジェネレータ人間を作ろうという事である。
そのジェネレータ人間とは自分の力で道を切り開く人間である。
本田宗一郎が、ホンダを作ったり、スティーブジョブズがアップルを作った様な、そんな無骨な人達。
その反対は、オペレータ型の人間である。言われたことを早く正確になす人間。
スマートでカッコイイ官僚なんかにに多いパターンで高学歴でマニュアルを良く利用する人達。
戦国時代で言うと、国を統一する時に必要な部下は、戦いに強い武将。
これは、道を切り開く人達。しかし、統一してしまうと、今度は武力より運営力。
つまりは、税金を取立てたり、道路を作ったり、予算を計上したりの事務方の高度能力が必要。
だから官僚型の人材が徴用される。
日本は、戦後の高度成長で経済も大きくなり、それらを運用するのに高度な事務能力が
必要とされ育てて来たが遂にそれが、終わったのである。
問題は、世の中がそのように変わったのに、今だにオペレータ人間を作ろうとする教育機関である。
今日本が世界から評価されているアニメやサブカルチャーは、ドロップアウトした人達が作った。
決して東大卒が作った訳ではない。
東大卒が多く入っていった銀行や証券は今は見る影も無い。  


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2012年05月18日

電気が足りない

この夏は電気が足りなくなりそうだ。
関西電力が原発を稼働させたいために火力発電で意図的に事故を起し、
停電させる、などという事を元官僚が言っているらしいが、そこまで来ると、
マスコミへのリップサービスからパラノイアになった様で、なんか白けて来た。
私の所は零細企業なので、いざとなればTシャツ半ズボンで、窓全開でエアコンを切ればいい。
最低限パソコンを動かす事とサーバに風を送る必要がある。
工業で電気が無ければ仕事にならない所に電力は、回せばいい。
たら、れば、などで妄想を膨らませ過ぎると、真夏には随分発狂者が出る気がする。
いずれにせよ、なるようにしかならぬ。
くわばら、くわばら。  


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2012年05月17日

ネット考

何か今日はいつの以上に筆(キーボード)が進まなかった。
止めようかと思ったら、書きたいことが出てきた。
それは、ネットで調べる意見なのだが、あまり多くて余程自分の軸足がしっかりしていないと
情報に流される事だろう。
意見を述べる人は、その人が置いている軸足、つまり立場や視点から言っている。
だから同じ問題でも真反対の意見が出ている。
経済や政治になどは酷い。堂々と真反対の意見がある。
それを見抜く事が出来れば良いのだが、なかなか難しい。
ただ、政治などは解りやすい気がする「国民の為に、なにが一番良いのか?」という立場だ。
解りやすい理由は、その立場に立っている人が居ないからだ。
(国民のため・国民のため)そういう言葉を多様する人がいるが、その人の腹は裏腹に見える。
ある人が言っていた。本当に日本の国を考える政治家が欲しかったら海外からリクルートすれば良い。
リタイヤした立派な政治家に日本の首相の給料を払えば、立派な仕事をしてくれる。
曰く、サッチャー、ゴルバチョフ、クリントン長官(これはまだ現役)・・・
  


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2012年05月16日

事故と刑罰

先日の京都の小学生の列に無免許の少年が突っ込んだ事件で、
少年が少年院送りになった。家族にしてみれば、もっと厳しい刑罰を期待している様だが
今の少年法からすれば、この辺が限界なのだろう。
もっと厳罰化しろという声もわかるのだが、どこかで線を引く必要があるだろう。
そんな時、ふと、さだまさしの「償い(つぐない)」の歌詞を思い出した。
せめて少年を社会に放り出す前に、この歌を聞かせて考えさせる授業を文部省はやれないものか。
歌詞の内容は、

「償い」     作詩・作曲:さだまさし


 月末になると ゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに
 必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった
 仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと
 飲んだ勢いで嘲笑っても ゆうちゃんはニコニコ笑うばかり

 僕だけが知っているのだ 彼はここへ来る前にたった一度だけ
 たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ
 配達帰りの雨の夜 横断歩道の人影に
 ブレーキが間にあわなかった 彼はその日とても疲れてた

  人殺し あんたを許さないと 彼をののしった
  被害者の奥さんの涙の足元で
  彼はひたすら大声で泣きながら
  ただ頭を床にこすりつけるだけだった
 
  それから彼は人が変わった 何もかも
  忘れて 働いて 働いて
  償いきれるはずもないが せめてもと
  毎月あの人に仕送りをしている


 今日ゆうちゃんが僕の部屋へ 泣きながら走り込んで来た
 しゃくりあげながら 彼は一通の手紙を抱きしめていた
 それは事件から数えてようやく七年目に初めて
 あの奥さんから初めて彼宛に届いた便り

 「ありがとう あなたの優しい気持ちは とてもよくわかりました
  だから どうぞ送金はやめて下さい あなたの文字を見る度に
  主人を思い出して辛いのです あなたの気持ちはわかるけど
  それよりどうかもう あなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」
 
  手紙の中身はどうでもよかった それよりも
  償いきれるはずもない あの人から
  返事が来たのが ありがたくて ありがたくて
  ありがたくて ありがたくて ありがたくて
 
  神様って 思わず僕は叫んでいた
  彼は許されたと思っていいのですか
  来月も郵便局へ通うはずの
  やさしい人を許してくれて ありがとう
 
  人間って哀しいね だってみんなやさしい
  それが傷つけあって かばいあって
  何だかもらい泣きの涙が とまらなくて
  とまらなくて とまらなくて とまらなくて

  


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2012年05月15日

子供の亡くなる事故に思う

最近痛ましい事故が続いている。
小学1〜2年生の児童に車が突っ込む事故を聞くに付け、
親御さんからすれば胸がはち切れん気分だろうと思う。
それらの事故の内、18才の少年の事故について評論家は「教育の敗北」
だと言った。12年間の公教育の力不足だというのだ。
確かに、その少年の前々からの行状を聞くと、こんな凶器になりやすい人間を野に
放つべきでは無いと思う。出来れば鬼軍曹でもいる軍隊で3年位揉まれてくれば、
まっとうになったかも知れないと思う。
多分、彼は少年院に入り、長くても4〜5年で社会復帰するだろう。
しかし、それだけでは子供を亡くした両親や親族は納得がゆくまい。
それならどうだろうか、それから最低5年〜10年位は自衛隊に入れて
災害派遣専門の隊員として鍛え直すのは、そして毎月子供を亡くした両親に
謝罪の手紙と、自分がほんの少しでも社会貢献をしている事実を伝えるのは、
それで全てが終わるとも思わないが、亡くなった人達への鎮魂は、
その人達が生きていたら行なったであろう社会貢献の一部でも代わりにする事では無かろうか。
それは、その事故を起こした少年の親族へも貢献すると思うが。

  


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2012年05月14日

変な交通事故が多い

知り合いの人との会話で、ここのところ変な交通事故が多いねという話がでた。
居眠り運転だったり、人の列に車がとびこんだり、前にはあまりなかった事故だという。
確かに、そう言われるとそうなのかと思う。
「なんで」という思いをする事が多いという事だろう。
昔、良く勝負事を見ていた時思った。運には流れがある。
一度悪い流れにはいると、余程気を付けないと、その流れに流されてしまう。
流れが悪いときほど慎重に物事に対処しないと、その流れを断ち切れない。
ここのところの社会の流れをみると、やはり悪い時の流れだろうか。
もし、そうだとすれば本気で流れを変えるのなら今しかない。
さもなければ悪い流れに翻弄されて、もっと悪い状況になるような気がする。
確かに3.11以来「なんで・・」が多い。
しかし、思うに若い人達の反応は、良い意味で驚いた事も多い。
「社会に何ができるかを真剣に考えた。」という事など、我々の時代にはなかった。
新しい時代を切り開くのは、やはり新しい人達だ。
テレビで見る政治家で、顔が老人性のシミがある人達はさっさと引退して貰いたい。
なんか、あの人たちを見ると、この国は貧乏神にとりつかれている様な気がする。
それって言い過ぎ???  


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2012年05月12日

会社は誰のために

会社は株主のためにある。
そう言った時から世界経済は狂ってしまった。
1990年代にアメリカの経営者の団体がそれを言い出した。
その時から、働く人達を金で計算し始めた。年収1,000万なんてある従業員はケシカラン。
そいつをリストラして年収100万の移民と入れ替えろ。そうるれば利益が増える。
経営者は株主に媚びへつらい、「そのかわり分け前を沢山下さい。」と言ってしっぽを振ってみせた。
株主は、そうゆう人間を経営者にし、従業員のリストラに反対した経営者は片っ端からクビにした。
その結果、社会の中間層を形成していたサラリーマンが居なくなった。
一部の株主とそれにへつらった経営者の大金持ち層と満足に正社員になれずにアルバイト生活の
ワーキングプア。今はその2種類になろうとしている。
松下幸之助は、会社は社会の公器、決して個人の為のものでは無いといい。
その時代の経営者の多くは、株主だけでなく、従業員、協力会社、お得意様、地域社会、それに
国家にと、全てに良い道を考えるのが経営者だった。
株主利益だけだと簡単で良いが、そんな会社さっさとクタバレ、社会には害毒である。
「金儲けは悪いことですか」などとほざいていた若造がいたが、お前の金儲けは悪い。
なぜなら、投資家とお前は儲かるかもしれないが、額に汗して働いている人間達に失礼だ。
投資での金儲けは、世間の目をはばかってこっそり、遠慮がちにやれ、
金持ちの老後の小遣い稼ぎ、投資とは、その程度のものだ。
企業家とは、新しい価値、製品、サービスで世の中の貢献し、ご褒美にお金を頂く人達だ。  


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2012年05月11日

爬虫類になるという事

昔「爬虫類になった日本人」という本を読んだのだが、爬虫類の言うのは、脳幹周辺しかない。
人間にある小脳大脳が無い。
するとどうなるかというと、判断が簡単になる。
餌か敵か、うまいかまずいか、相手は強いか弱いか、それだけの判断で行動する。
仲間であるとか親子、夫婦である事を理解するには、小脳が必要だが、小脳があるのは、
哺乳類、犬や猫は子供を守ったり、親や知り合いが死んだら悲しんだりするが、
爬虫類はそれが出来ない。
日本人の脳が急に小さくなったという事でなくて、人的交流を避けすぎたり、自分で考える事を放棄
していると、人間しか無い大脳を使えないし、大脳が使えないという事は、人間しか持たない
想像力、創造力が無くなるとうい事であり、小脳がもつ肌の温かみを求める事、
つまりは、人との交流を増やしたいという事をしなくなる。
今は便利な時代なので、パソコンや通信機器、テレビがある事で仮想空間で、
小銭があれば、生きていける。しかし、本当の生命力はリアルな現実の中の人と人との
ふれあいの中でしか出来ないものなのだ。
今の時代は積極的にそれらを求めないと爬虫類化していくような気がする。  


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2012年05月10日

爬虫類化している日本人

疲れた。・・・
今日、仕事についての話をしていて相手の若者に説明する事に疲れた。
企業のホームページを作るにあたり、打ち合わせて合意した内容を一応メールで確認を
送って欲しい。と言ってるのだが、打ち合わせをしながらホームページ公開する訳だから、
何故確認のメールを送らなければならないか解らないというのだ。
前回、前々回に打ち合わせをした時に、確認もせず勝手にホームページを変更するミスをしたり、
電話をすると言った時間に電話が無くて忘れるミスをして、それを謝っておきながらなのである。
彼は、本気で謝って居ないことなのだろう。口で謝ったので、その件は終わり。
だから確認メールの意味が解らない。めんどくさい無駄なものを何故押し付けたのだろうと
言うことだ。
自分が2回も確認を取らなかった事は、謝った事でリセットされて、それはそれ、これはこれだ。
つい大声で叱ってしまった。プロ意識も無ければサービス業の感覚でもない。
最近人間はコストとして金額計算でしか見ない経営者が増えて来た事を感じていたが、
若者は若者で自分たちからコストになっている。思いやりや、親切心のアイデアを出さず、
マニュアル通りしかやろうとしない若者は、温かみの無い爬虫類脳だけでいきている
そんな気がするのだが、暖かさを感じてこそほ乳類なのだが。  


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2012年05月09日

同じものはない

先日、写真を整理していたら20年近く前の写真が出てきた。
その写真には、私の両親や叔父叔母が写っていて、皆なで小旅行に行った時のものだ。
今は私の母以外は帰らぬ人となっている。
その写真を見ながら、この時が最も楽しい時代だったのかとも感慨に耽ったりしたのだが、
同時に写真に残してあった事を幸運だと思った。
若い頃の私は旅行好きだった割に、写真は撮らなかった。写真を撮っている人間をみると、
折角旅行に来てると言うのに、その景色を楽しまずにカメラにしがみついている人の気持ちが
解らなかった。興ざめする気分もあった。
しかし、今回見つけた写真は、二度と同じ写真がとれない宝物のの様な写真だ。
今更ながら、残っていて有難いとおもった。
大震災の時、写真を洗って持ち主の帰すボランティアをしていた人がいたが、
それは、それで良いボランティアなのだなぁ。  


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2012年05月08日

貧乏と金貸し

あるところに貧乏な一家がいました。そこの人達は働くのが嫌いで生活費が足りないと、
金貸しから金を借りていました。
その隣の一家は、もっと金持ちでしたが、金遣いが荒く、やはり金貸しから借金をしていました。
ある日、金貸しはもっと金を増やそうとしてデリバティブという博打に手を出しました。
しかし、それで大損をしてしまいました。
金貸しが博打わするなどは御法度でしたが、欲に目がくらんだのでした。
金が少なくなった金貸しは、貧乏一家と、その隣の一家に、もっと真面目に働いてくれ、さもないと
金を取り立てるぞと言いました。
貧乏一家は、借りてくれ借りてくれと言ったのは金貸しだから、そんな事言ったら踏み倒すぞと
言いました。その隣の一家も、博打で穴を開けたのは、お前だろ、偉そうにいうな、と言いました。
金貸しは困ってしまいました。
貧乏人は、ギリシャその隣の人は、フランス、金貸しは銀行。
ヨーロッパの危機は、どうなるのだろう。  


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2012年05月07日

やっぱり

今回の竜巻のニュースを聞いて、やっぱり小氷河期がきているのかなと感じている。
今年の夏は酷暑かもしれない。
電気の問題も含め自分達になにが出来るかを考えておかねばいけない事は確かだ。
いずれにせよ大風と酷暑が目の前にあるとなると、子供たちの安全確保と、
電気機器とバッテリーのバランスを確認する必要がある。
そうそう、パソコンのサーバは熱に弱い、エアコンが切れればサーバも飛ぶ、
データはクラウド上の確保すべきだろう。
そうだ、今年の夏はエアコンが利いた職場を閉めて、夏休みを多くしよう。
そして、潮風にあたりながら、魚釣りでもして、自分で刺身を作る練習でもしてみるか、
もしかしたら芸は身を助けるかもしれないし・・・
所で仕事こなせるかしらん。??  


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2012年05月06日

小氷河期

連休も休み疲れて本を読んでいたら、今、小氷河期が来ている可能性があるという事だった。
それは太陽の黒点の変化によるものらしいが、
「気候が不規則に変化する時代」という事らしい。
厳冬と東風が続いたと思うと、ふいに春から初夏にかけて豪雨が降り、暖冬が訪れ、大西洋で嵐が
起こる時代に変わる。あるいは旱魃は続き、弱い北東風が吹き、夏の熱波で穀類の畑が
焼けつくようになる。
いずれにせよこれまでの固定観念では、対処できない時代になるという事だ。
「想定外」などと言って責任のがれを言って居られない時代。
腹をすえて覚悟を決めて対応せよと言うことだろう。
確かに、偽者はすぐ尻尾が出てしまう時代なのだろう。
なるほどねぇ。  


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